ミヒャエル・エンデの『モモ』

あるこメンバーのKです。
私の人生の転機となった本をご紹介します。ミヒャエル・エンデの『モモ』です。
とある理由で引きこもりだった私は家でゲームをしたり、本を読んでいました。それはとても長い時間でした。
『モモ』は時間泥棒に奪われた時間を取り戻すお話なのですがたくさんの時間を失ってしまった私にとって涙が出るくらい優しい物語でした。この本を読んだときから私は少しずつ人と会話できるようになりました。言葉を取り戻したのです。
そして保健センターに行き、職員に地域活動支援センターをいくつか紹介されました。その中で一番家の近くにあったのがあるこでした。
しばらくはインターネットブラウザであるこの活動内容やブログを読んでいました。
私があるこを知ってから連絡を取るまで半年かかったのです。
あるこに来る前に神明神社でお祈りをしました。素敵な出会いがありますように、と。
その祈りは叶ったと思っています。
NHKの「100分de名著」という番組で『モモ』が特集されこの本が再版されたとき、この本をお世話になった閉鎖病棟に寄贈した話を当時のスタッフのWさんが熱心に聞いてくださり、『モモ』を図書館で借りて読んでくださったこと、とても嬉しかったです。
もし『モモ』を読んでいなかったら私はいまでも引きこもりだったかもしれません。興味を持たれた方にはぜひ『モモ』を読んで欲しいです。映画もあります。それもおすすめです。
いつかドイツにあるミヒャエル・エンデのお墓参りをしたいなぁ……。
他にも『ゲド戦記』の二巻についてもお話ししたいのですがそれはまた別の機会にしようと思います。メンバーのKでした。

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