マスク同盟-Maskman is here!-第43回
こんにちは。ふみまるです。
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今回、茄子を使いますので、第24回「なすのかば焼き丼」の茄子、第30回「冷や汁ぶっかけうどん」の大葉とミョウガが、第36回「完熟トマトの冷製パスタ」のトマト、そして前回「塩ラタトゥイユ」の茄子と続いた夏野菜シリーズのひとつとなります。
さらには、豚肉と玉葱をつかいます。豚肉は第25回、はるあさんの「豚丼」、第32回スタミナ豚生姜つけそうめん」に続いての登場、はるあさんの「豚丼」では玉葱もつかわれていましたね。
豚肉の効能として、ビタミンB1という疲労回復成分があり、玉葱などのアリシンを多く含むものと一緒に摂ると、吸収率が5~6倍UPすることは第32回にも記しました。
今回の主役は豚バラ肉と茄子。そこで、この両者の相性はどうかと言いますと、茄子と豚肉を合わせ摂ることで、ビタミンB1、カリウム、水分などが、きちんと揃い、疲労時に非常に効果的なので、このふたつは良い組み合わせなのだそうです。茄子の栄養成分は、殆ど水分なので、豚肉とのタッグは、栄養と水分も同時に補給できる、優れたものとなっています。
今回のメニューは料理研究家コウケンテツさんレシピの「豚バラとナスの甘辛うまみ炒め」。豚バラ、茄子、玉葱のトリオが、エキサイト必至のアドリブを聴かせます。
因みに「豚肉」や「ナス」のワードで検索をかけてみると、クックパッド先生を始めとして沢山の豚肉ナス料理がヒットします。コウケンテツさんのこのレシピもそのなかのひとつとしてありました(ぼくはYoutubeでみつけたのですが)。
早速つくっていきます。
材料は豚バラ肉200g、茄子小3本、玉葱1/4個、青ねぎ少々、醤油大さじ1/2、砂糖小さじ1、酒大さじ1。
豚肉を適当な大きさに切り、冷たいフライパンに入れ、塩を少しふる。弱火で炒める。玉葱をスライスし、フライパンに入れ、豚肉とサッと炒める。(豚肉は火が通り変色した感じで)。ここまで弱めの中火で。豚肉と玉葱を一旦取り出す。この時、豚肉の脂をフライパンに残す。なければサラダ油等ほんの少し足す。茄子のヘタを取り、大きめの細長い乱切りにし、すぐフライパンに切り口を下にして入れ、全体に油を均一に絡め油を吸わせる(ベショベショになるから油は、ここでは足さない)。茄子に軽く塩をふる。調味料を合わせ、たれをつくる。豚肉と玉葱を戻し、茄子と炒め合わせていく。たれを入れ、絡ませていく。全体に照りがでたら、器に盛り、青ねぎ(小口切り)を散らしたら、ハイ、完成!
茄子が柔らかく、とてもジューシー。たれのシンプルなな調味料の組み合わせも、甘辛く(タイトルに偽りなし)非常においしい。豚バラも、肉の香ばしさ、脂身の部分の味わいがびみ。玉葱の甘味も良い。茄子は切ったとき、ちょっと大きいと思ったのですが、硬いなんてこともなく、順調にイタダケました。豚肉や茄子にふった塩が、軽くしたつリが、少々多かったかもしれません。やはりぼくは濃い味が好みのようだ。気をつけなければ(だが今回、味に遜色なしの及第点。良かった!)。
夏野菜シリーズがこのあとも続くのが、それはシェフの気まぐれサラダならぬ、ふみまるのご乱心がいつかあらわれるのかによるのです。シリーズというのも些か牽強附会だし。。いずれにしろ、美味しいものをたべていただきたい。そうねがいつつ、きょうもキッチンにたつふみまるなのでした。
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次回、またなにかつくっていこうとおもいます。Ciao,Ciao!