マスク同盟―Maskman is here!―第28回

 

 

こんにちは。ふみまるです。

 

 

以前NHKの夕方の情報番組で、有名店のまかないを紹介するコーナーがありました。ぼくは幾つかつくれそうなものをピックアップして、レシピをホームページからプリントアウトし、トライしてみたことがあり、流石名店のまかない、どれもお店のメニューに載っていてもおかしくないものばかりでした。手間はややかかりましたが、オリジナリティが半端ない。

 

 

今回はリュウジさんレシピによる「鶏そば」。これはリュウジさんがかつて勤めていたイタリアンのお店でまかないに良く店長さんがつくっていたものだそうで、この回それのパクリだそうです。そばとありますが、スパゲッティをつかいます。飲食店のまかないということで、ぼくの期待も高まります。

 

早速つくっていきます。

 

材料は鶏もも肉、大蒜(にんにく)、唐辛子、パスタ、酒、塩となります。鶏肉からでる旨みが非常に強く、そのためコンソメなどはつかわず、最小限の味つけでいきます(なので鶏肉は多めです)。

 

大蒜を粗みじんに切り、鶏もも肉をひと口(くち)大にし、塩で下味をつけたら、皮目から焼いていきます。その際、肉からの脂(あぶら)、鶏油(ちーゆ)がでて、良い匂いがします。大蒜、唐辛子を炒め合わせて、酒を加え、茹でたパスタも投入します。茹で汁で調整し、塩でバランスをみつつ、調味します。例によって、トングでパスタを把(つか)み、捻りつつ高くなるように盛りつけ、彩りに乾燥パセリを少しふり、完成!

 

鶏肉と塩味、大蒜が香り、ストレートな味わいながら、おいしい。材料をみただけだと鶏肉のペペロンチーノかな、と思いますが、これはオリーブオイルをつかわず、鶏肉なので、塩味がシンプルに感じられます。リュウジさんのコンソメをつかうペペロンチーノとも、だれウマさんのめんつゆと柚子(ゆず)胡椒(こしょう)をつかうそれとも違った味わいです。

 

鶏もも肉の下味、パスタの茹で汁、全体の調味でつかう、それぞれの塩と鶏肉の旨み、酒のコク、それに唐辛子をピリッと効かせた刺激がマッチしている印象です。

 

和風パスタというより、パスタをつかったそば=鶏そばというむこうからのものをこちらからのものとするナポリタン的感覚(せんす)が、ぼくら日本人には親しく映るのではないでしょうか。曖昧な日本の私、おお、われらが故郷(ふるさと)、日本よ!

 

 

次回、またなにかつくっていこうと思います。Ciao,Ciao!

 

作:ふみまる

文字入力:ゆきぽん

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