マスク同盟―Maskman is here!―第15回
こんにちは。ふみまるです。
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亡き母のつかっていたと思(おぼ)しきレシピ集が、ふと目に留まりました。著書は料理研究家小林カツ代さん。ちょっとまえには、ぼくも参考にさせてもらいました。そのなかから今回は、「タラコスパゲッティ」をアレンジした、明太子スパゲッティをつくります。
レシピのカツ代さんのエッセイには、15年前の撮影でつかったとありまして、このレシピ本は、平成3年、1991年の出版なんですね。そこから遡ること15年、1976年になります。ぼくはまだ小学校低学年。そのときにはこうしたパスタは珍しかったとありますから、うーん歴史を感じますね。
さて、今回のたらこアレンジの明太子パスタですが、行程に、これも歴史を感じる記述が散見されます。
まず、茹で汁にサラダ油を入れること。これは麺同士がくっつかないようにするためかと思われますが、最近のレシピではこれに代えてバターを使用するケースが多いように思います。これはくっつかない効果のみならず、コクと塩気をプラスできるので、次第にバターが主流になったのではないかと推察されます。
あと、大蒜(にんにく)や塩コショウをふるのも、いまのたらこ系パスタにはあまりみられない印象をもちます。茹で汁をつかうところは、いまもおなじですね。
例によって、トングをつかい捻りつつ、高く盛りつけ、天辺(てっぺん)に青じそをのせて完成。
レシピに沿ってつくったパスタ、うん、味に遜色なし、口中(こうちゅう)に大蒜味がやや残りますが、それもありかなとなって。これぞ口福(こうふく)、歴史はトレンドを越えた!
次回、またなにかつくっていこうと思います。Ciao,Ciao!
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“マスク同盟―Maskman is here!―第15回” に対して1件のコメントがあります。
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こんな風にお母様の作っていたレシピが再現できるなんて、レシピ本に感謝ですね。
明太子が贅沢!
お昼はパスタにしようかな〜