マスク同盟―Maskman  is here !―第46回

 

 

 

こんにちは。ふみまるです。

 

 

 

 

牽強附会(けんきょうふかい)な夏野菜シリーズ、7回め!

 

 

茄子の登場は4回め!

 

 

という訳で今回は「ナスのすき焼き」、リュウジさんレシピになります。茄子を薄切りにし、肉に見立てて、たべちゃおうというもの。

 

 

ここで想起されるのは、牛鍋。幕末から明治時代に外国人がたべていた牛肉に、日本人が興味をもち、牛肉の臭味を消すため、醤油、味噌を使い鍋でにこんだところ、余りのおいしさに大流行。これが牛鍋の始まりです。横浜発祥とのこと(横浜港が開港、外国人居留地ができたので)。

 

 

で、牛鍋とすき焼き、その違い。前者は、牛肉と野菜を一緒に鍋に入れ、割り下を注ぎ、火をつけグツグツ煮るもの。後者は、初めに肉を鉄鍋で 1枚ずつ、ジュージュー焼き、それから野菜を加えていくもので、関東風ト関西風があるもの。関東風は割り下使用、関西風は割り下は使わず、ざらめ(砂糖)と醤油で味つけします。「グツグツ」と「ジュージュー」の対比です。

 

 

横浜の名店の代表の方は、関西風と牛鍋の良いとこどりをしたのが関東風すき焼きでは、と語ります。

 

 

もう一つの名店の女将さんは、ふつうの家庭でたべているすき焼きは、みな牛鍋なのでは、とかたっています。確かにそんな気がします。一般家庭では牛鍋要素とすき焼き要素が混在しているというのが実情のようです。

 

 

さて、そんな牛鍋/すき焼き論に基礎づけられた形の「ナスのすき焼き」、早速つくっていきます。

 

 

茄子2本のヘタをとり、5mm幅に切る。フライパンにサラダ油大さじ2を熱し、強めの中火で茄子を両面に焼き目をつけていく。焼き目がついたら取り出し、残りもおなじように焼いていく(油を少し足す。)茄子を取り出したら、空いたフライパンに水120cc、めんつゆ45cc、沸いたら茄子を戻し14~5分煮ていく。(煮汁が半分減るまで)。煮たら味見し、大丈夫なら器に盛りつけ煮汁をかけ、青ねぎを散らし、溶き卵1個分をつけたら、ハイ、完成!

 

 

この茄子は結構煮たので、上述の牛鍋/すき焼き論にてらせば、牛鍋(要素の多い)ふうといってもいいかもしれません。

 

 

口にすると煮汁が甘くておいしい。

 

 

第43回に書いたように、茄子の栄養成分は殆ど水分なので、煮汁の旨みを含んだのかもしれませんね。溶き卵に絡めると、甘辛さが緩和され、柔らかい茄子の食感と相まって、非常に良い。

 

 

夏にたべてもおいしいすき焼き(牛鍋も)ですが、夏野菜の茄子のすき焼きも、そんな性質を有しているのかもしれませんね。

 

 

 

 

次回、またなにかつくっていこうと思います。

Ciao,Ciao!

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