ブログを書くようになってからの変化
スキップ利用者の【るろうに】です。
ブログを書くようになって1週間ちょっと経ちましたね。
それまで【るろうに】はどうしていたか、お話ししようと思います。
始まりは去年の7月でした。
人間関係のトラブルにより【るろうに】はほとんど通所できなくなりました。
日々罪悪感や後悔、未熟さ、色々マイナスの感情に囚われてしまいました。
気づけばスキップやあるこから遠ざかる日々をすごし、ただ家の中に閉じこもり、時間を無駄に使った生活を送っていました。
このままスキップにいて良いのか、他の施設に変えたほうがいいのか、など考えていましたが、何も決めることができませんでした。
心は折れ、体はぼろぼろになり、思考はマイナスな方向に向かい、唯一残ったものが人に優しい人間でありたいというライフスタイルだけでした。
スタッフさんや、相談支援専門員さんとお話をしても、自分が何をしたらいいかわからないまま時が流れていきました。
しかし、時間が経つとそれまでの罪悪感や後悔は薄れていきました。
そして仕事をしたいという感情が生まれてきました。
やっと思考がプラス側へと向かっていったのです。
しかし、いくら思考が変わっても体を動かす気力や折れた心を元に戻すことはできず、それまで通りのまま時間は流れていくばかりでした。
そんな時たまたま顔を出した時、スタッフさんと近況報告をする時間を作ってもらいました。
気がつくと2時間近く話していました。
それを機に少しずつ顔を出す機会が増えていき、気がつくと50%の皆勤がつくほどまで回復していました。
スタッフさんと本音でぶつかっていくことで、自分の中にある醜い感情、憤り、悲壮感、それらが出てくることができました。
僕はずっと自分を良く見せるためにそれらを封じ込めて、自己嫌悪に悩まされていましたが、ここにきてようやく吐き出すことができました。
ですが、一度乱れた感情や生活習慣はすぐには治りません。
時間をかけてスタッフさんと相談していき、主治医ともお話ししていくことで改善していきました。
最初に書いた薬を正しく飲むというのも、この時お話しした時に出てきました。
そして【るろうに】は徐々に回復していき、生活習慣の改善とともにスタッフさんからのブログを書いてみないか、という薦めで誕生しました。
元々文章を書くことは嫌いではなかったし、新しい発見も期待して書いてみようと思いました。
すると、出されたお題に対して、自分の感じたことや考えたことがスラスラと出てきて、すぐに文章として出来上がりました。
内職も少しずつやれるようになり、今のパソコンを使った内職も楽しみになりました。
気がつけば僕は【るろうに】としてブログを書き、スキップで仕事をするというサイクルができあがってきました。
【るろうに】というペンネームにはいくつかの意味があるのですが、それはみなさんに想像してみてもらいたいです。
今はスキップで仕事したりあるこでお話ししたりと、少しずつ復活してきましたがまだ本調子ではありません。
自分の中の罪悪感も消えたわけでもありません。
ただようやく第一歩を踏み出せたのです。
今の心境は、少しずつでも完全復活を目指していこう、仕事も積極的にしていこう、という感じです
なにもかも元通りにはなりませんが、まだ進む道は閉ざされていません。
自分の罪を背負い、辛く厳しい道を歩いていく、そんな感じで日々を送ってます。
ブログを書いていく中で気づいたのは、その日自分はどうしていたかです。
スタッフさんからお題を出され、内容を考えているとその日の行動が浮かんできます。
今日は少し仕事ができた、今日は昨日より早くできた、今日は二つ目までできた、と内職の様子が浮かびます。
今日はカラオケが楽しかったなぁと思い返します。
ブログを書くと自然と自分が落ち着いて文章を綴っているのがわかります。
もし今日がいやな日ならブログの文章も荒れてくるでしょう。
しかしそうならないのは今日1日が楽しかったからだと思います。
今はスキップに行くことが楽しいと感じだしています。
その理由はちょっとしたことですが、そのちょっとしたことが僕を大きく動かしてくれます。
そしてブログを書いて思ったのですが、どんどんテーマが難しくなってるなということでした。
おそらくスタッフさんも、お題が浮かばず難しくして時間をかけさせようと思っているのかなと感じています。
だからこそ僕はお題通りのことをできるだけ早く書き上げ、次を急かすようにしてちょっとだけ意地悪しています。
今はパソコンの内職もブログも楽しくやらせてもらっていますが、楽しめるようになったのは僕を真正面から向き合って、話をする時間を作ってくれたスタッフさんのおかげだと思っています。
もうスキップには行けないかもしれない、という状態からスキップに行きたいという気持ちに変わるのに半年かかりましたが、これからも楽しく利用させてもらおうと思います。
というわけで次回のお題が決まるまで楽しみに待たせてもらおうと思います。
以上【るろうに】の復活秘話でした。