僕の心を見透かし、虜にされてしまった本
スキップ利用者の【るろうに】です
今回は前回素直に受け入れられなかったと書いた、本についてお話ししたいと思います。
はじめに、僕は本を読むのが嫌いではなく、むしろ好きなくらいで昔読んでました。
ではなぜ、前回本を読むことを受け入れられなかったか、それは結局うまくいった人が自分の体験談をそれっぽく書いて、さも自分は真理に到達した、かのようなことを書いてるだけという認識でした。
しかし、スタッフさんからの強い薦めもあり、半ば嫌々読むことにしました。
実際に本を読んでいくと、新しい発見がいくつもあり、自分が気づかなかった自分に気づくこともあり、すっかりハマってしまいました。
では僕の心を見透かし、すっかり虜にされてしまった本をご紹介します。
「嫌われる勇気」というアドラー心理学についての本です。
この本の面白いところは、哲学者と悩む若者の対話形式で書いてあり、押し付けるような本とは違っている点です。
この本を読むことで僕の人生観が違って見えました。
わかりやすく言うと視力の低い人が初めてメガネをかけた時のようなボヤけた景色がハッキリするような感じでした。
しかしハッキリ見えた景色は綺麗かというと、綺麗な面もあれば、目を背けたくなる面もありました。
ではなぜ僕はアドラー心理学にハマったのかというと、全ての選択権は自分にあり、自分で選べる、自分の人生は自分で好きに選んでいいと知れたからです。
そしてもう一つ大事なことがあります、それは他者の課題に介入してはいけないということです。
僕はお節介で色々な人にこうしたほうがいい、それは良くないと言っていましたが、それが間違ってると知りました。
仮にそれでその人が失敗しても自分の課題ではないので介入はできません。
しかしその人は失敗したことで、それが間違いだと気づくことができます。
先に述べたようにこの本を読むことで、今の自分を作ったのは他ならぬ自分なんだと気づき、落ち込むこともあるかと思います。
しかし、それに気づき方向転換することもできるんだということも知ることができます。
それは若い人だけじゃなく、何歳になってもできることです。
アドラーは何歳まで自分を変えられるかと聞かれた時、死ぬ1〜2日前と答えたそうです。
もし今の自分を変えたい、このままじゃダメだ、と思ったら一度読んでみることをお薦めします。
「嫌われる勇気」は本館(カフェあるこ)の本棚においてありますし、文字が苦手な人にはマンガでわかるアドラー心理学の本もおいてあります。
この本に出会えたこと、読むきっかけを作ってくれたスタッフさんに感謝です。