マスク同盟ーMaskman is here!ー第73回
こんにちは。ふみまるです。
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今回もカレー。またカレー。3連チャンでございます。けんますさんのYouTubeチャンネル〈けんます面白クッキング〉より。けんますさんは、彼の考える簡単料理を採り上げているようで、結果パスタやカレーが多くなるのかなあ等と愚考します。で、メニューのほうですが、「余り野菜でつくるキーマカレー」ということで、日々の献立に基づいた材料の余ったぶぶん、そのうち野菜が本レシピ、活躍します。第60回、リュウジさんレシピの「無水ヨーグルトキーマカレー」では豚ひき肉と玉葱の具のみで、トマト缶とプレーンヨーグルトを使用して、全体がちょっと白濁したような仕上がりになっていましたが、余り野菜をつかう今回のキーマカレーはどのような仕上がりになるのでしょうか、請う(こう)御期待。
さて! つくるぞ!と思っていたところへリュウジさんのYouTubeチャンネル〈リュウジのバズレシピ〉にみつけました。「悪魔の塩壺ニラ」。これはカットしたニラをいろんな調味料類で和えていくもので、リュウジさんらしく、お酒のおつまみとして考案されたもののよう。うちに丁度、つかいかけ且つ傷みかけのニラが半束ほど残っていたので、これはできそうだ! との考えで、きょう、つくるものリストに加えました。
で、もう良いかな~、と思っていたところ、さらに、検索のページに示されたサイトに、またまた、つくる意欲をそそられるメニューをみつけてしまいました。料理研究家ジョーさん。によるポテトサラダがそれです。ジョーさん。(「。」までが、お名前に含まれます)は、『めんどうなことしないうまさ極みレシピ激烈美味しいストレスなし103品』との著書を上梓されていて、これは「ちょっとした料理の❝嫌だ❞を解決するレシピ本」とのこと。例えば「計量しないレシビ(大さじ小さじを図るのは手間だ)」、「包丁を使わないレシピ(皮をむくのも、素材を切るのもめんどくさい)」などを謳ってます。そのジョーさんの「約10分でできるポテサラ」を採りあげます。サバ味噌煮缶を加えると、味噌味とサバの旨みが効いておいしいとのことで、たまたまあったサバ味噌煮缶をつかうことにしました。尚、このメニューは前掲書よりのものではありません。
これで献立は整いました。早速つくっていきます。
つくった順で記していきます。
まずは「悪魔の塩壺ニラ」。
材料、ニラ100g、大蒜(にんにく)2/3かけ、塩小さじ1/2、レモン汁小さじ1、ごま油大さじ1、黒胡椒適量、味の素7ふり。(仕上げに黒胡椒適量)。
ニラを良く水洗いし(根元は土がついていることがあるので特に良く洗う)、水気を良く絞り(水気は大敵)、乾かす。ニラを3cm幅に切る(根元の太いぶぶんは、さらに縦に切るとより丁寧で、良く漬かる)。塩、黒胡椒(思ってる3倍くらい、強めに)、味の素、おろし大蒜、レモン汁、ごま油を入れ、良く混ぜる。これを2~3時間、できれば一晩(6時間はみる)、冷蔵庫に置く。良く漬かったら、混ぜ、器に盛り、黒胡椒をかけたら(ぼくは仕上げのこれを忘れました。トホホー)、ハイ、完成! (レンジに30~40秒かけると、辛みがとれるので、好みで。これはこれでおいしい)。
次にジョーさん。の「サバ味噌ポテサラ」(僭越(せんえつ)ながら、ふみまる命名)。
材料、じゃがいも1~2個(今回2個使用)、マヨネーズ適宜、塩胡椒適宜、今回はサバ味噌煮缶1缶(ほかに、ハム、メンマ、魚肉ソーセージなどでも)。
じゃがいもを皮ごとラップに包んで、電子レンジ600W2個7~8分チンする。ボールなどに移してフォークで潰す。マヨネーズ、塩胡椒を加え良く混ぜ、さらにサバ味噌煮缶も入れ、混ぜたら、ハイ、完成!
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(ニラとポテサラは一旦冷蔵庫へ)
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いよいよ今回のメイン、けんますさんの「余り野菜でつくるキーマカレー」の出番がやって参りました。
材料、合いびき肉250g、キャベツ1~2枚(レシピでは3~4枚。調整しました。今回これが結構あります)、にんじん、茄子、ピーマン各少々(目分量で大丈夫です。冷蔵庫の余り野菜、なんでもOKです! )、玉葱1/2個、玉子2個、万能葱少々、バター20g、大蒜みじん切り、生姜みじん切り各小さじ1、水300cc、カレールゥ100g(ファミリーサイズ半箱分。ジャワカレー中辛を使用)、サラダ油大さじ1。
玉葱、野菜類をすべてみじん切りにする。大蒜、生姜もみじん切りに。鍋にバター20gを溶かし、玉葱を飴色になる迄(まで)炒めていく。飴色になった玉葱を取りだし、油大さじ1、みじん切りの大蒜と生姜各小さじ1を入れ、炒め,合いびき肉250gを加え、更に炒めていく。刻んだ野菜類も投入し、炒め合わせる。水300ccと飴色玉葱を入れ、馴染ませて、カレールゥ100gを加えて、溶かし、少し煮たら、キーマカレーはOK! フライパンに卵2個を割り落とし、目玉焼きをつくる。皿に温かいご飯、キーマカレー、目玉焼き、福神漬(好みの薬味で)を盛り、万能葱の小口切りを散らしたら、ハイ、完成!
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(キーマカレー、ニラ、ポテサラの配膳)
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実食(頂きます)!
キーマカレー、刻んだキャベツの緑とにんじんのオレンジのコントラストが鮮やか。肝腎のお味の方は……。野菜の歯応え(勿論火の通り加減充分)があり、ジャワカレー中辛をつかったカレーはスパイシー。半熟目玉焼きの黄身を崩し、カレーやご飯と一緒に頬張る(ほおばる)と、辛さを包み込むマイルドな、舌にやさしい味わいがひろがり、なんとも言えない。
といったところで壺ニラへ。うおっ、か、辛いっ。ニラが少なめだったことに加えて、塩、レモン汁、黒胡椒などが多かったためとみた。ニラ自体の味にも刺激がある感じがする。香りはニラ、大蒜などで良いです。
「サバ味噌ポテサラ」です。サバ味噌煮缶を加えるまえに味見したのですが、それだけでもう充分おいしい。でもサバ味噌煮缶を入れたことで、上述のように旨みが増しましたし、まろやかな、角(かど)の取れた味わいになりました。ニラが辛かったので、このポテサラは甘く感じます。おいしい。
キーマカレーを軸として、ニラ、ポテサラと時計の歯車のように舌と眼が回転していく。キーマカレーは、リュウジさんの「無水ヨーグルトキーマカレー」に比して、カレールゥ(ジャワカレー中辛)のスパイシーさや野菜の存在感が際立つ印象です。福神漬が、ひと休みのクッションになり、食欲がそそられ、たべつづけます。おいしい。成功です。
に、しても、量がちと多かった。満腹になるにはなったが、ややなり過ぎた模様。やはり、腹八分目が肝要ですね。ついつい、調子に乗り過ぎ。いかんなあ。まぁ、ひとり飯、だれ気兼ねすることない日々なれど、だれかのためにつくる、ご飯もまた尊いものですね。そんな想いを新たにした、きょうの聖餐(せいさん)ののちの、ひとときでした。
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次回、またなにかつくっていこうと思います。
Ciao,Ciao!