スキップの奇跡・第3章 〜それは13時の気分調べから始まった〜
今日のS(スキップ)まさおの昼飯は、カフェあるこのベストセラー、和風きのこパスタであった!!
五臓六腑に染み渡る秘伝のダシが、まさおの胃を潤す。
「今日も、まぃぅーだぁ・・・」
まさおは、小さな声でそう呟いた。
しかし、美味なパスタの味わいの感動とは裏腹に、まさおには、ある憂いごとがあった。
ひとり・・・・・・ふたり・・・・・・以上?
午前にはほぼ満席であった作業室の座席には、わずかばかりの仲間が残っているだけであった。
今回の内職は、目標とする数をようやく半分を超えたばかり。
翌日の午前には終えていねばならぬ予定であったが、わずか2人の戦士達だけでは、到底太刀打ちできぬ大群であった。
こ、このままのペースでは、内職が終わらないッッ!!!😰😰😰(注:写真はイメージ映像であり、実際の団体・会社様とは本当に一切関係は御座いません)
まさおの謹製もぐりんマグカップが、カタカタと音を立てて震えていた。
今までも幾多の危機を乗り越えて来た、スキップ内職軍であった。
群雄割拠のこの乱世の中で、天下統一を成し遂げるためには、どうしてもやり遂げねばならぬ戦いであった。
しかし戦士達にも休息は必要である。
確かに、ここ数日は、連戦連夜、厳しい戦が続いていた。
勝利の美酒に酔いしれる間もなく、次の戦に挑まねばならぬ戦士達を労わることができずして、誰が大事を成し遂げられると言えようか?
午後の戦の時刻(13時)は、刻一刻と迫っていた。
「これはいよいよ、白旗を上げねばならぬ時が来たのであらうか・・・」
まさおは、いよいよ覚悟を決めようとしていた。
今にしてみれば、なんでも無いような午前の風景が、幸せだったと思う。
そう、なんでも無い夜のこと。。。
二度とは戻れない夜〜。。。?
……その時であった。
ザザーッ!(ドアが開く音)
「ういーっす!」
「ただいまー!」
「おはようございます〜」
まさお「⁉︎」
「いやぁ、今日は午後休もうと思ってたんですけどねー。内職がピンチだって言うから、起きて来ましたよ〜(^_^)」
・・・オレは、夢を見ているのだろうか?
先ほどまで僅か2人の戦士だけであった戦場に、溢れんばかりの強者達が鎮座しているのであった。
「こ、これは一体・・・」
さあ、早く内職を始めましょうよ!
これだけ集まれば、きっと内職の終わるんじゃないっスか?!
・・・まさおは、幾多の戦士達の激励に促されてようやく正気に戻った。
「・・・ああ。これなら、奇跡が起きるかもしれない。。。」
「者ども、用意は良いかッッッ!!」
しかし、威勢の良い掛け声とは裏腹に、まさおはうつむいたままだった。
それは先の不安とは違う理由によってであった。
まさおの頬に、一筋の心の汗が流れていたことを、知る者はいない。(完)
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私はなぜ、こんな小説を書き始めてしまったのでしょうか。(笑)
ちなみに私は、歴史小説というものを読んだことは、ほとんどありません。。
この後、本当に凄まじい勢いで、内職を完成できてしまった喜びのためでしょう。。。
ところが今日の終わりの時間頃、最後の確認作業でちょっとバタバタしてしまい、皆さんにちゃんとありがとうが言えなかったことを申し訳なく思っていたので(おかげさまで心配していたことは何もなく、最後には万事解決の運びと相成りました)、最後のスタッフから、スキップメンバーの皆さんにメッセージを送ろうということになりましたのぜひご覧あれー!(ホントはこれが一番書きたかった)
ジャーン!
おっと、シワスさんが増殖してきたよ〜〜!
画像をクリックしたら大きな写真も見れるかな?
……てなことで、毎日皆アリガトウ!
また木曜からのスキップで待ってるよ〜〜!(^O^)
Written by まさお@就労継続支援B型事業所スキップ・地域活動支援センターあるこ.
こんな記事も書いてるよ!
スキップ&あるこは、みんなと出会えるのを待ってるヨ!
“スキップの奇跡・第3章 〜それは13時の気分調べから始まった〜” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
こんにちは。
昨日はわたくしたち親子は大病院の眼科でたいへん遅くなり、暗くなってからの帰宅でした。
駅舎下部のとんかつ屋さんで夕食を済ませ、スキップのまえを通りかかると……、これ以上は言いますまい(>_<)
お疲れ様でしたm(_ _)m
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