「非公式」非公式スキップ通信・・・うつ病とお酒の巻
私はうつ病です。なので日々何らしかの鬱事や心配事があります。日中はスキップで気を紛らわしていられるのですが、閉所後や休日は非常に困ります。
まず私は読書が出来ません。集中力が続かないのです。そしてテレビを観る事もかなわないのです。しかし何故か文章を打つ事は不思議と出来るのです。
ゆえに、パソコンを持たない私は休日やアフター16:30(※スタッフ注:スキップの閉所時間)には食事位しか楽しみが無いのです。その結果、ぶくぶくと肥る一方です。
ですが、その様な私を救ってくれる魔法があるのです。
それはアルコールなのです。
理由は楽しく美味しいからです。
飲酒は第一に、私のうつを掃ってくれるのです。酒が入るとあら不思議、気分が楽しくなってきます。そしてテレビを観る事が出来る様になるのです。テレビ自体はあまり楽しいものではないのですが、時間の経過が早く感じられ、気を紛らわせられるのです。
また飲酒は私の精神・神経を麻痺させ心配事から解放してくれるのです。まるで河島英五の「酒と泪と男と女」の世界ですね。
第二に、第一と同列一位で食事がより楽しくなるからです。普段は百円未満のパックごはんに95円のカップ麺がメインの私も、この時ばかりは贅沢します。駅のスーパーで焼鳥、春巻き、チンジャオロースにデザートの薄皮黒糖饅頭など買い込みまして、発泡酒で楽しみます。これはもう至福の時間です。
第三にこれまた第一と同列一位なのですが、寝付きが良くなるのです。私は主治医より睡眠剤を処方されているのですが、なかなか寝付けないのです。そのような私に酒は安眠をもたらしてくれるのです。早朝覚醒防止の意味もあります。
この様に三拍子揃った酒が私には必要と信じて疑わないのです。もはや精神的に依存しているのかも知れません。
恐怖いですね。厄介ですね。心配ですね。実は私、吾妻ひでお著・「失踪日記」の愛読者なのです。にもかかわらず飲酒を続けているのです。
私の夢は「生涯楽しいお酒を呑み続ける」事なのです。ですからアルコール依存症と肝機能障害だけは避けなくてはならないのです。
その為に私なりに注意を払っての飲酒を心掛けているつもりです。それは休肝日を週に4日程度設け、そして飲酒は「5」を限度とする事です。発泡酒なら500mlを5本。外呑みする時は、焼酎お茶割り2杯、ビール中瓶1本にマスターからの振舞い酒1杯に帰宅後シメの発泡酒を1本の計5本が基本です。
多少量を過ごす事は有っても、休肝日を破る事は滅多にありません。
しかし、これで良いのか自問自答と主治医との相談の日々なのです。
最近では節酒を心掛けていまして、ノンアルコールビールを愛飲するようになりました。それは休肝日はもちろんの事、飲酒日にも発泡酒4本に抑えて、つなぎにノンアルコールビールを飲むといった具合です。
これはある程度酩酊すると、発泡酒とノンアルコールビールの区別があまりつかない事を発見した為です。
しかしノンアルコールビールは高価ですね。コンビニエンスストアではほぼ発泡酒並みの価格です。原料が麦芽とはいえ、ノンアル志向のこのご時世、もう少し値下げをと思う今日この頃です。
皆さんはご自身のご病気と、またアルコールとどのようにお付き合いなさっていますでしょうか。
上手に付き合えていますか?飲み込まれようとはしていませんか?私は常に綱渡り、崖っぷちの状態なのです。今も、今日も、そして有るなら明日も。
by ホヤスキーきくちゃん