マスク同盟ーMaskman is here!ー第72回
こんにちは。ふみまるです。
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母がつくってくれたカレーは、既に朧げな記憶のなかですが、所謂(いわゆる)典型的な日本式カレーでした。勿論ぼくはそれが好きで、カレーにするよと耳にすると、おかわりをしたいからたくさんつくって、とリクエストしていました。あの頃(小学生から10代にかけて)は2杯は苦もなくペロリと平らげ、カレーの風味を味わっていたものでした。母が逝去すると、父がその役を務めることとなり、もう高齢で身体はキツかった筈ですが(いろいろありました)、おなじくカレーを、ぼくがおかわりするため、やや多めにつくってくれました。それもまた純然たる日本式カレー、市販のカレールゥをつかったものでした。
さあ、今回もまた、前回に続いてカレーだ、けんますさんのYouTubeチャンネル<けんます面白クッキング>より「野菜もゴロゴロチキンカレー」です。このブログのカレー偏歴、野菜ゴロゴロの理由などは前回に譲るとして、今回は鶏もも肉使用で、ゴロゴロ感は一層増します。
つくっていきます。前回とおなじく、分量がカレールゥ1箱分で示されていて、その量を記しますが、みなさん、つくるときに調整してくださいね。因みにぼくはルゥ1/2箱分でつくりました。でも野菜はほぼレシピの量でやりました。鶏もも肉は大体3/4くらいで調整しました。
材料、鶏もも肉300g、じゃがいも2個、にんじん1本、玉葱11/2個、温かいご飯適量、サラダ油大さじ1、おろし大蒜(にんにく)2かけ分、おろし生姜2かけくらい、カレールゥ1箱、水900cc、薬味(福神漬け、らっきょう等)少々。
じゃがいもは皮を剥(む)き、1個12等分に、玉葱は1cmくらいに切り、にんじんは大きめの乱切りに、鶏もも肉は大きめのブツ切りにする。大きめの鍋に油大さじ1を敷き、玉葱、にんじん、じゃがいもを入れ、全体に油が廻ったところで鶏もも肉を投入し、炒めていく(野菜を先に炒めることで、鶏もも肉が鍋にくっつくのを防ぐ)。大蒜、生姜それぞれ2かけ分をすりおろし入れ、さらに炒める。(大蒜と生姜の良い香りがしました。けんますさんの言う、「大蒜と生姜のめちゃめちゃいい香り~♪」というやつです)。水900ccを加えて弱火で煮る。15分後、じゃがいもの硬さをみて、大丈夫なら火を止め、ルゥを入れる(この段階でじゃがいもは柔らかく、少し溶けていました)。ルゥが溶けたら再加熱し、弱火で約5分煮て、とろみがついたら火を止める。皿(さら)に温かいご飯、福神漬(ぼくはこれを選択)と一緒に、できたてのカレーを盛ったら、ハイ、完成!
実食(頂きます)!
おぉ、前回に優るとも劣らぬ野菜のゴロゴロっぷり、今回はそれに加えて鶏もも肉のゴロゴロもある。カレールゥはZEPPIN辛口、バーモントカレー辛口、バーモントカレー中辛で決めまして、バーモントカレーは全体に、ほかのルゥと比べて、まろやかな甘めの傾向があり、ZEPPINはスパイシーな感じです。今回じゃがいもをややちいさめに切ったためか、煮ているうちに少し溶け(上述しました)、それもあり、カレーの風味は、バーモント寄りの、まろやかな甘めの印象でした。あと、大蒜のパンチが良く効いた味わいで、この辺好みでしょうね。これはこれで、ひとつのカレーとして、おいしかったです。薬味はカレー専用と銘打っている福神漬。ひさびさに、ポリポリ、コリコリとたべました。カレーをたべる齧歯類(げっしるい)になった気分。カレーは熱くて栗鼠(りす)の頬(ほお)を膨らませられないねえ。
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次回、またなにかつくっていこうと思います。Ciao,Ciao!
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